10月8日
エレファントカシマシのライブに行くつもりはなかった。
今日はエレファントカシマシの野音の日。
私は行くつもりはなかった。というのも、今年のフジロックでもうライブは行かないでいいやと思ったからだ。なんでそう思ったかって?それはまた別のお話。
まあとにかく生きるのにとても疲れていたのでライブを見るのも疲れていた。何より私がライブしたいわなのもある。
そんなこんなで大好きなエレファントカシマシの野音も行かなくてもいいやとも思っていた。
DAGAエレファントカシマシで私の1番好きな曲の星くずの中のジパングを演奏しているのも1度は見たいとも思っていた。(知らない人に説明すると星くずの中のジパングとはエレファントカシマシがリリースツアーの2004年から1度も演奏していないいわば超レア曲)
ので行かなくてもいいわけではないがとにかく俺は疲れていた。
そんな生きるのに疲れているガチの鬱病の江戸川くんは寝る時も睡眠薬を飲まないとちゃんと眠りにつけない日が多いので前日も睡眠薬を飲んだ。だが精神科で出される睡眠薬はおそらく薬物に近い効果もあって結構ぶっ飛んでしまう。(ぶっ飛ぶと言っても弱い睡眠薬なのと私は比較的まともな人間なのでハメを外してもまともです。)ちゃんと眠りにつければぐーぐーだがこの日は眠らずぶっ飛んでしまい、案の定ラリっている状態で友人に電話をしてしまった。
「今日の野音でやっていたラルクのコピバンのセトリが微妙だったから今回(つまり今日)のエレファントカシマシの野音のセトリはいいよ。赤き空よ!は時間的にやらないと思うけど星くずの中のジパングはやると思う。東京からまんまで宇宙も&*%〒?(覚えていない)」
と言ったのは覚えている。ラリっている私は潜在に思っていることを言ってしまう。(ちなみに赤き空よ!も東京からまんまで宇宙も私の大好きなエレファントカシマシの曲で全然ライブで演奏されない曲)そしてその後ラリっている私は友人と何の意味もないインスタライブをした。(これは止めない友人も悪い)
次の日起きた俺はこれが恥ずかしかった。
けっこう恥ずかしかった。いや悪いことはしていない。が恥ずかしかった。
ので申し訳なさでエレファントカシマシのライブに行こうと思った。(なんで?!)
そして俺は15時頃日比谷野外音楽堂に向かった。
チケットないじゃないか?でも関係ない、チケットなんか、いらないぃぃいいいい!!!!!(知らない人に説明するとこれはエレファントカシマシの風と共にの歌詞です。)
まあそう、野音はチケットが無くても音漏れで楽しめる。
DAGAコロナでエレファントカシマシは野音の外聞きを公式に禁止していた。そしてなぜがコロナ以降の今回の野音も外聞きを公式に禁止していた。
のでチケットは必要である。
チケットなんかいらないとはなんなのか。
まあそう、つまり俺は悪いことをしに行った。
なんで悪いことをしてしまったか、
ーLet's Get Badエブリバディ悪いコトをしよう
そう きっと なにかを 変えれるぜ
by志磨遼平ー
(善いことをしても何も変わらないのなぁぜなぁぜ?)
という言葉がこの曲を初めて聞いたときからである。
まあそれはまた別のお話で外聞きは悪くねえよ。
禁止されてる行為をするのは悪いことだが、禁止されている行為=公園でじっとしているであるからだ。
公園だぞ、人の家とかならそれは良くない、(田舎の花火大会で勝手に道に車停めたり)だが公園だぞ。
私にできる唯一の悪いこと、公園に行く。これじゃなにかを変えれんわな。
家から駅までの道は「星くずの中のジパング」「東京からまんまで宇宙」そして時間帯的にやらないと思いながら「赤き空よ!」などを聞きながら歩いた。
そして電車に乗り秋葉原で一旦降りてパンチョでナポリタンを食べてまた電車に乗って有楽町に着いて日比谷に向かった。
そして着いた。人がたくさんいた。
この人というのは外聞きの人だ。
本当にたくさんいた。400人は確実にいた。
そのたくさんの人を見て私は安心した。
そうまるで遅刻しちゃったけど他にも遅刻した人が結構いたあの時みたいな。まあつまり俺は安心して外聞きに臨んだ。
17時くらいに開演した。
1曲目は地元のダンナ、1曲目にこの曲をやるのは久しぶりなのでこの時点で今日はいいセットリストになると思った。
そして2曲目はいつものとおり、そこからもしも願いが叶うなら、季節はずれの男と案定番ではない曲のオンパレードが続いた。
そして辺りは真っ暗にも関わらず宮本は歌い出した。
「赤き空よぉーーー」
なんと赤き空よ!をやり始めたのである。この曲は本当にやるとは思わなかった。なぜならこの日のライブが始まる17時にはもう外は真っ暗だからである。真っ暗なのに赤き空なんか?大好きな曲だが空は赤くねえぞ笑
これには嬉しさと驚きに加え、おもしろさもあった。空が赤くなくてもこの曲が聞けるのは本当に嬉しい。周りは大人しく聞いているが俺はもう身体が動きだしてしまった。
この曲は本当にいい曲だ。
いやあしかし楽しい、セットリストが良い。正直全然聞かない曲もあるがそれでも普段やらない曲というのはおもしろい。宮本は本当にわかっている人だ。私はこのライブ中何度もhydeとラル糞アンドシェル(L'Arc〜en〜Ciel)のことを考えてしまった。なぜならラルクのhydeはライブのセットリストをいつも同じにしたがる。これはインタビューで本人が言っている。はっきり言ってhydeはこの10年くらい全てにおいて迷走しまくってファン離れもかなり多いい、そして新規のファンはほとんど増えていない。セトリに関しては炎上もしていたし、ソロのバンドも解散してしまった。それに対して宮本はセットリストは変えまくりだし、良い曲を出し続け、50半ばなのに馬鹿みたいに新しいファンが増えた。
私はhydeも宮本もどちらも大好きなのでhydeが変な方向に行ってしまいなんだかなぁなのである。
案の定私が全然興味のなかった曲が流れてきた。
イントロでit's only lonely crazy daysが始まったのか?と思ったが穴があったらは入りたいと歌い出したので穴があったら入りたいだとわかった。
この曲はろくに聞いたことがなかったが、この場で好きになってしまった。
恐らく皆さんにもあるだろう、知らない曲だけどライブで知って好きになるパターンのやつだ。
とにかく宮本はわかっている。
とにかくhydeが大好きだからあんな方向に行かないで欲しかった。
そう何度もこのライブを見ている時に思ってしまった。
そんなこんなで1部が終わり2部が始まった。
いきなりさらば青春、やるのはグッズで事前に知らされていたが、いやあ本当に今日のライブはやばい。レア曲の、大好きな曲のオンパレード。ただ今回のライブの個人的なうーんポイントだったのがこの曲の際中に宮本が歌詞を忘れて止めてもっかい始めからやり直したことだ。大好きな曲で曲に吸い込まれていたがこれで覚めてしまったので歌詞を忘れても続けて欲しかった。
そしてその次の曲、これも知らない曲だった。{あんたにわかぁ?(cv宮村優子)アルバム22枚もあんだ!大事に聞いて行きたいんだ!!}
が、曲の途中で「甘き絶望」と言ってたので甘き絶望だと思った。そしたら大変だ。往年のエレファントカシマシのファンが友人がずっと聞きたい聞きたい言ってた曲だ。そんな超レア曲をやるなんて本当に今回の野音はとんでもすぎるぞ、
そんな感じでライブは進んで行った。
そして遂にその時がやってきた。
「エビバディ?エビバディーーー!明日また会おう、今日は帰ろう」
星くずの中のジパングだ。
今エレファントカシマシが星くずの中のジパングを演奏している。
間違いなくエレファントカシマシで1番レアな曲の1つだ。そして俺がこの世で1番好きな曲の1つでもある。演奏している姿は見えないが、それを今俺のいる場所で彼らが演奏している。その音を身体で感じている、身体が自分が大きく反応している。本当に良い曲である。この曲はキャッチーなコーラスではない、不思議な雰囲気をバンドが全力でぶつけてくる。音楽の力という物を感じれる曲である。
先にも話したが俺は今回の野音でエレファントカシマシがこの曲を演奏すると思っていた。なんでかって?勘である。そんな気がしていた。オカルトではない。そんな気がした。もちろん彼等がいろんな曲を演奏するバンドだからなのもそんな勘に繋がっている。
曲が終わり次に同じアルバムの曲を披露というまたしても粋なことした。そしてその後は新曲の初披露もうなんなんだこのライブは、盛りだくさんすぎる。
そして2部が終わり3部が始まった。シグナルが終わりファン人気第一位の(誰も集計してません)あの曲が始まった。友達がいるのさである。この曲で熱いことが起きた。今回の外聞きはルールを無視して行っている。のでさすがにほとんどの人は歓声を出さずにじっと静かに野音を見つめていた。だが今まで20曲大人しく見ていた人達がこの曲で明らかに何かが解けてきたのである。この曲は間違いなくエレファントカシマシで、この世に存在する曲の中で1番力を持っていると言えるかもしれない。この曲は曲が進むにつれて何かが大きくなっていく、特にアウトロは無限に近いほど宮本とバンドのテンションが大きくなっていく。そしてアウトロで宮本はメンバー紹介をするのだが(これはコロナ禍直前に始めた)、私を含めここで黙って聞いていた人達が一斉に声を出したのである。
「ベース高緑!」イェーー!!!
「ドラム冨」イェーー「石森」ー!!
「そして歌と演奏は、、、
エレファントカシマシでしたーーーーーー!!」
"うぉおおおおおおおおお!!!!!!!!!"
こんな感じだった。
このバンドのファンは静かに聞くおばさんおっさんだらけなのでこの瞬間が熱く感じた。
コロナ禍直前から始めたメンバー紹介なので正直これはエレファントカシマシの客席で見るライブでも経験したことのない熱量であった。そしてルールを破ってまで見たい強い意志のあるおばさん共のリミッターが外れた瞬間、とにかく熱い瞬間であった。
そして友達がいるのさから間髪入れずにRAINBOWを歌い出した、定番曲だがいつもと違く感じる。さらにso many peopleと観客は楽しそうに身体を揺らす。外聞きの観客の9割は人生に疲れてそうなおばさんだったのだが、そんなおばさん達がロックバンドの演奏を楽しそうに聞いているのを見ていいものだなと微笑ましくなった。私の両親はコンサートに行かない人なので尚更そう思った。
楽しく生きろよ
この後もまだコンサートは続くのだがもう文章を書くのが疲れた。
それぐらい凄いライブだった。
個人的には今回のエレファントカシマシのコンサートは彼等の中でも上位の物なのではないだろうか。とにかくよかった。
今回私は禁止されている外聞きという自分勝手な行動をしてしまったが、罪悪感や後悔は全くない。それはやはりエレファントカシマシが星くずの中のジパングを野外で演奏するという恐らく人生で一度しかない場面だったからである。この曲が演奏されたのはリリースツアーの2004年以来19年ぶり、野外で演奏するのは今回が初めてである。恐らく彼らが今後この曲を演奏することはほとんどない、もしくはもう二度とないと思う。
つまりこれは人生で一回限りのイベントであった。ルールを破らないと得られない物であった。なんともめんどくさい。珍奇男毎回やんだったらこれももっとやってくれ。
今回のライブで某アイドルグループの女の子が中にいたらしいが、確実に招待客である。ちゃんとチケットを買う著名人はオアシズの光浦だけだ!!!!!!!その場所にいたかったファンもいるはずだ。世の中は不公平である。なんとか生きなければいけない。
ーLet's Get Badエブリバディ悪いコトをしよう
そう きっと なにかを 変えれるぜ
by志磨遼平ー
ライブが終わり幸運にもチケットを取ることができた昨日電話をした友人から電話がかかってきた。
そして我々はゲート付近で合流することにした。
すぐに合流することができた。
私と会うたび友人は言ってきた。
「あなた赤き空よと星くずの中のジパングをやらないと野音を爆発させるって脅迫したでしょ笑」
「そんなことはしません」
9月14日
日商簿記3級に合格した
僕は普通自動車第一種運転免許以外の資格を持ってない
小学生の頃によくわかんないけどユーキャンに魅力を感じていた、親ともっとコミュニケーションが取れる家庭だったら"ユーキャンおもしろそう!"とか言ってやってたんじゃないかと思う
そして去年の10月頃に簿記3級の名前や内容などに惹かれて取りたいと思い去年の10月にテキストを買った
が試験が先だったのですぐにはちゃんと勉強しなかった
そしてその間に知人に「君は仕事で使わないんだから簿記取る必要なくない?」と言われた
俺はそこで違和感を感じつつその言葉を受け入れてしまった
そしてほぼほぼ手をつけずに放置してしまった
これを凄く後悔している
学ぶことに理由をつける必要はない
この知人はゴミカス馬鹿学ぶことに興味のない人間だうんこ野郎
そっから2月ぐらいから勉強を始めた
そして今年の6月に試験を受けたが2点足らなくて落ちてしまった
そして今回受かった
嬉しかった
就職活動でアピールできるような資格ではないのは理解している
けど取りたいと思った
内容も複雑ではなく勉強をして楽しかった
だから取ってよかった
そして2級の勉強も始めた
取りたい
9月9日
生まれて初めて月見バーガーを食べた
という文章を今ここに書いたが実際に私が食べたのは月見バーガーではあるが名称はチーズ月見である
恐らくあのチーズ1枚で全くの別物になる
なら
"生まれて初めてチーズ月見を食べた"
と書けばいいのだがそれでは月見バーガーは食べたことがあるように見えるし、何より上の文章の方がかっこいい
さらに月見バーガーの類の物はマクドナルド以外のお店でも出しているらしいのでマクドナルドのチーズ月見を食べたということも説明しなければならない
じゃあもうそんなこと書かなくていいじゃんということになる
てかそんなこと他人からも自分からもどうでもいいことである
だが今の自分は日記をインターネットに投稿しないと他のことをするのに時間がかかる、またはできないと感じるので日記をインターネットに投稿する
2022年9月9日
生まれて初めて月見バーガー(マクドナルドのチーズ月見)を食べた
世界はいつもと同じ